平面構成について

平面構成、色彩構成などの実技試験に戸惑う受験生が非常に多い。 平面構成の『平面』という言葉から連想される固定観念が作品をつまらなくしている。 平面とは二次元であり所謂、絵である。写真や映画だって平面です。 平面は平らだ‥平らなものは平面だ。平に描くんだ。そうした勘違 いが、色紙を切ってペタッと貼り付けたような塗りのありふれた作品に なっている原因です。そういった勘違いを避けるため色彩構成と呼称している 場合もありますが、これもまた勘違いの元で色彩という言葉から、 色をたくさん使って画面を曲線や直線であれやこれやと区切って塗り分けているだけの 不合格必至の作品になっている人が多いのです。平面構成や色彩構成は絵です。 但し、ここからが大切なことですが、対象を目で捉えて写実的に描く写生ではないのですから、 あなたの脳で描かなくてはならない。脳で描くとは何か?それは発想でありイメージの 展開でありアイデアです。対象を見ることが出来ないのですから想像して描く。出題から考え 想像したものを別に配られる用紙にいくつか下絵を描いてみる。構図はどうか、 色はどういった色で描こうかなど試行錯誤しその中でイメージのまとまったものを実際に描いていく。 イメージ展開の発想がすばらしくインパクトのある構図であり、色でありコントラストの美しい作品で あるなら色彩、平面構成満点は確実です。でもなかなかそううまくいかないのが色彩、平面構成なのです。 というのは何時も何時も100%いいアイデアが浮かぶとは限らない わけで色々な出題を想定して数を描いてみる練習が必要です。そういった練習を積み重ねることで、 もし実技試験当日、いい発想が浮かばなかった場合にアイデアの代用という秘策で試験に挑めるのです。 イメージは時の運と片付けず浮かばない場合を想定して練習するのです。 但し、色彩構成の試験では何かの対象物を与えられる場合と対象物は無く出題された言葉から イメージ展開せよとする言葉や単語を与えられる場合の大きく二つあります。ここでは後者を例に挙げて 説明しています。平面構成、色彩構成を得意分野にできるよう頑張って下さい。


例題:《空間》という言葉からイメージして平面構成しなさい。


  

テクニック例:
左のありふれた構成に球体を1個描き加え陰影を付けるだけで…
奥行きが生まれます。



Guidance-コース案内

芸大・美大受験コース

美大芸大の受験を希望される方

美術系高校受験コース

美術系高校を受験される方

一般絵画コース

一般向けの絵画教室

児童絵画コース

子供向けの絵画教室

短期実技講習コース

実技試験突破の為の短期コース

特別専攻科コース

プロを目指す方への直接指導